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RANDOM DIARY TOUR
鳴海諒一日記 SINCE 6/18.2000



12月29日

▼あと2日(もうちょいだぜい)

 今年も残すところあと僅か。今日で連続勤務13日目が終了した。毎日金曜日並の
忙しさが続いている。しかし連続勤務もあと2日でおしまい。半月ぶりにたったの1
日だけ休める。そして1月2日からまた大忙しの日々である。

 今、もの凄い毒舌文を書き殴ったのだが、あまりのおぞましさに目眩がして全文を
削除してしまった。あまり精神状態がよくない時には書くもんじゃないね(笑)


12月24日

▼やっとクリスマス(まで来た)

 メリークリスマ〜ス! 皆さんはきっと今日は大切な方とお二人で過ごしたことで
しょう。当店も見渡す限りラブラブカップルで席が埋めつくされていた、かと思いき
や、なんとなんと今日は普段と全く変わらず、常連のお一人客がひいふうみい4人も
いるし、男性6名様、女性3名様などバラエティに富んでいた。ラブラブカップルは
どこへ行ってしまったのか。

 今年は以前のように席でのプレゼント交換をどなたも行わない。かつてはネクタイ
をその場で結んでみたり、丸首セーターに袖を通したりと、あっちでガサゴソこっち
でガサゴソと睦まじさ全開だったのに。皆様はもうクリスマスを21日〜23日の休
日に済ませてしまったのだろうか。まあ元々キリストの降誕を祝おうという人はそう
多くはなく、大半はイベントだと考えているだろうから、休日に合わせて一日二日ず
らすのも大いにアリなのだろう。僕の場合は敬虔なクリスチャンだから、やはり25
日に静かに祝いたい。(大ウソ ホントは無宗教)

 今日はたいして忙しくなかったが、18日ぐらいから死ぬほど忙しい日が続いてい
る。17日以降、休日が無いうえ、氷のストックがなくなり続けているため、毎日、
数時間の早出をしまくっている。店が繁盛するのはとてもありがたいことだが、ここ
でちょっとだけ本音を言わせてもらえれば、早く今年が終われ終われ〜と呪文のよう
に唱え、残りの日数を毎日指折り数えている(笑) ちなみに現在8日連続勤務で、
残りは7日間。はふ〜、まだ一週間もあるのかよ。

 元旦はやっと休みになるわけだけど、1月2日からは、なななんともう新年の営業
を開始する(信じられる?)。そして2〜4日はかなり忙しい。そんなこんなで僕た
ちの正月気分は6日よりやっと始まる。6日以降は常連様はいらっしゃるけれど、一
般のお客様はパタッと止まり、店は暇になる。この後に僕らは順番に連休を取り始め
るのだ。しかし1月のあまりの低迷ぶりに満足できる休みを取ることをはばかり、そ
して不充足な状態で、また働き蜂のごとく働き始める。休日数に関しては何かちょっ
とブルーな感じだなあ。まったく過剰労働も甚だしい。誰か代わりに労働基準監督署
に訴えてほしい(笑)


12月16日

▼大パーティー

 昨日のパーティーは大盛況だった。主賓の人望のあつさは相当なもので、来賓数は
実に数百人にのぼった。このような大パーティーは初めてだったので、数週間前から
ずっと緊張していたのだが、なんとか無事に終えることが出来て本当によかった。当
店の不手際もいくつかあったが、大事に至らなかったのが幸いだ。次回は完璧を目指
そう。

 昨日のお客様は皆様とてもパーティー慣れしているようで、すし詰め状態でも全く
動じずに会話を楽しんでいた。スピーチもとてもユーモアに富んでいて、聞いていて
すごく楽しかった。近年希に見る実に素敵なパーティーだった。

 さて、今日は年内最後の休日だったが、いつも通りゆったりと過ごすことができた。
現在、時刻は午前6時20分。就寝時間が迫っている。いま休日の締め括りとして普
段、家では飲むことの無いドライマティーニを一杯飲んでいる。美味い。いい気分だ。

 明日から大晦日まで店は毎日猛烈に忙しくなる。次はクリスマス周辺の六日間に行
うちょっとしたイベントを成功させなければ! 初めてのことって緊張するけど、同
時に楽しみでもある。当店を御存じの方は21日〜25日をお楽しみに。逆に「それ
がある日は店にいかない」とおっしゃっていた方は、その日を外して飲みにいらして
下さい。


12月14日

▼ひさびさの更新

 最近、がんばってマメに日記を更新していたのに、またまた間が空いてしまった。
というのも、今週はある増設工事に立ち会うため早朝に出勤したり、各種レポート書
きに追われたり、また、他にもあれこれと忙しく、目が回るような忙しさだった。そ
してそのまま年末の繁忙期に突入し、今週末は超ウルトラスーパーめちゃ混みで、顔
なじみのお客様ともほとんど話ができなかった。そして明日は夕方から当店史上最大
のビッグパーティーがあるため、午前10時に出勤する。

 あさって月曜日は年内最後の貴重な休日だ。その後は大晦日まで休みなしで働く。
今年はクリスマスの数日間に、ちょっとした催しを行う予定。これがうまくいくと嬉
しいな。


12月6日

▼一日一善

 今日、僕のネット活動を知っている数少ない常連さんの一人が、「THE BAR」
を持って飲みに来た。本にサインをしてほしいと言う。そのとき店内には多くのお客
さんがいたので、本を預かって厨房へ入った。なんせ初サインなものだから、ちょっ
と練習して、さて書こうとしたその時、バイトが入ってきた。

「店長、お客さんが店長の座右の銘も一緒に書いてほしいそうです」

「なぬ、座右の銘とな。石の上にも三年とかってやつか?」

「そうです」

「わかった。よし、えーと、◯◯◯さん江、と。えー、一日一膳、三日で三膳、三膳
食らって二膳吐く、と。どうだこれで」

「ダメだと思います」

「やっぱダメか。でももう書いちゃったもん。消せないよ、マジックだし。あとは、
鳴海、諒一、サラサラ、と。よし出来た」

 常連さんに「座右の銘も書いておきました」と言って本を手渡したら、常連さんは
表紙をめくってサインを見て、「ダメだよこれじゃ!」と呆れていた。しかたがない
ので、「次回書くときは、“虎穴に入れずんば虎児を得ず”にします」と言ったら、
意外にもウケたので、めでたしめでたし。

 そういえば、先日、古本屋でサイン入りの本をみつけた。そこには、

「大好きな真弓ちゃんへ ◯◯◯◯(作家名)」

 と書いてあった。せっかく大好きな真弓ちゃんへ本を送ったのに、真弓ちゃんは、
その本を古本屋へ売ってしまった。このサインを見て、なんだかとても切なくなった。
真弓ちゃんと作家の関係は、そして真弓ちゃんはなぜ本を手放してしまったのか!?
これにはきっと深いわけがあるに違いない。そこが知りたい、と、そんなことを考え
ながら、ゴシップ好きな僕はその本を棚に戻した。僕の本はこんな一途を辿りませぬ
ように、と祈りながら……

 ここで一句。

「鳴海本、売れなきゃここに、並ばない」


12月5日

▼スパーデスカントって?

 今日、地元のスーパーに買い物に行った。スーパーの店先に洋服屋が出店していて、
コート売り場の後ろの壁に看板が掛かっている。それには太筆で「スパーデスカント」
と、書き殴ったように書いてあった。

 “すぱーですかんと”……なんだろう? このコートの名前か? それとも………
ああっ!そうか、そういうことか。わかったぞ!

 もうお気づきの方も多いだろう。スパーデスカントは誤りだ。

「スーパーディスカウント」

 これが正解である。がはははは。さすが田舎のスーパーだ。こんなメチャクチャな
言葉を堂々と使っている。しかも看板はかなり年季が入っている。ということは数年
間ずっと使い続けているのだろう。恐るべし、ド田舎パワー。


12月3日

▼多弁空 ぶちかます の巻

 今日、先日当店にお忘れ物をしたお客様からお電話があった。

「先日の日曜日にそちらへうかがった者ですが、その時にそちらに忘れ物をしてしまっ
て、それで昨日そちらにお電話して、今日うかがうと申し上げたのですが、◯◯◯の
◯◯◯(内容忘れたが、この方の用事)がありまして、どうしても行けなくなりまし
た。あさってにはうかがえると思うのですが、すみませんがもうしばらく預かってお
いてもらえませんでしょうか」

 とても丁寧にお願いされた。こっちも恐縮して、より丁寧に受け答えしていたのだ
が、しばらく話した後、相手の方が「わたくしxxxと申します」と名乗った。おや?
知ってる名前。聞き覚えのある声だ。xxx???………って、もしかしてうちの常
連さん?

「xxxさん……ですか、当店の常連さんの」

「はい、そうです」

「わたくし鳴海です」

「あっ、こんばんわ」

「僕だってわかってました?」

「はい、わかってました」

「(むかっ)じゃ、最初に身元を明らかにして下さいよ」

「いえ、でも礼儀ですから」

「常連なんですから、どこのどなたかわかる方なんですから、礼儀と言うのなら、身
元を速やかに明らかにするのが礼儀なんじゃないんですか」

「いえ、こういう時はきちんとしないといけませんから」

「きちんと身元を明らかにするのが、きちんとすること……って、まあ、もういいで
すけど(はふ〜)」

 この方は、12月1日の日記に登場した“多弁にして空疎さん”略して多弁空さん
である。彼は以前、僕に2度ほどメールを送ったことがあると言っていた。しかも偽
名で……なぜ???

「前に2回もメール書いたのにさ、返事くれなくてさ、まったくもう」

「あれ? 僕、多弁空さんからメールもらってませんよ」

「だってオレ、オレだってわからないようにメール書いたもん」

「なんでですか。自分の名前で送ればいいじゃないですか」

「いやだ! オレだってことが、わかられたくないもん」

「なんでですか。わかっていいじゃないですか。あなたいったい何年前からうちの店
に来てるんですか。10年ですよ、10年。10年も通ってて、自分だってわかられ
たくないって、どういうことなんですか。あなた、何者ですか?」

「教えない。オレはどんなメール書いたか絶対に教えないからね。いやあ、返事くれ
ないんだもんな。2回も書いたのに」

「おっかしいなあ。どんなメール書いたんですか」

「教えない! オレは絶対に教えない。だって言ったらオレが書いたってバレちゃう
 じゃん」

「変なメール書いたんですか」

「いや、普通」

 書いていてだんだん腹が立ってきた。いったいなんなんだ。家で保存してあるメー
ルをチェックしてみたけど、彼がいったいどのメールを書いたのか皆目わからない。
もしかしたら女性名で書いたのかもしれない。いやはや、世の中にはいろんな人がい
ろんなことを考えているもんだ。それにしてもこの多弁空さんさんの空疎ぶりって、
そうとうなもんでしょ?(笑) この人はどちらかといえばMなので(真性Mという
噂も)、会話中ビシビシ突っ込んであげている。しかしどんなに突っ込んでもめげな
いめげない。実に我が道を行っている。だから進歩……いや、これは書くのやめとこ
(笑)


12月2日

▼ Sky-Writeで『THE BAR』をダウンロードできます

僕の本『THE BAR インサイドストーリー』をなかなか入手できないとお嘆
きの貴兄にお知らせです。版元の碧天舎のHP「
Sky-Write」で、『THE BAR』
を丸ごと一冊(PDFファイル サイズ:7360K)ダウンロードすることができるように
なりました(有料)。本でなくともよいとお考えの方は、
こちらへどうぞ。ちなみに
「ちょっと立ち読み」をクリックしていただくと、本の最初のページから21ページ
まで、無料でお読みいただくことができます。よろしくどうぞ〜。


12月1日

▼ピアノバー

 今日、都内のピアノバーを3店ハシゴして、雰囲気をたっぷりと味わってきた。で、
どうだったかというと、あんまり楽しくなかった。

 演奏云々よりも、そんじょそこらのバーに行くと、店員の嫌なところが洪水のよう
に目に飛び込んで来る。だから同業他店に行くのはイヤなんだよ〜。ちっとも落ち着
けやしない。みんなもっと勉強してほしい。たのむよ。切に願うよ。

 今日行った3店中2店は、ものすごーく音響がしょぼかった。演奏を聴いていて思っ
たのは、ピアノソロにしろ、ヴォーカル入りにしろ、つまらないパフォーマンスだと、
30〜40分×3回=1.5時間〜2時間もの間、お客のお耳汚しを強制的に行わう
ということだ。もしミュージックチャージを取っていなかったとしても、これではサー
ビスの逆行だ(笑) いや、笑えね〜ぞ、こんちくしょ〜。

 今日聴いた演奏はどれも非常につまらなく、これならCDで一流ミュージシャンの
演奏を流していた方がず〜っといいと思った。演奏を聴きながら、あ〜あれが聴きた
いなこれが聴きたい、とおもわず考えてしまった。これはレストランで不味い料理を
食べながら、あの店のあれは美味かったなあ、また今度食べに行こう、と考えてしま
うのに似ている。

▼bk1で注文

 今日、当店の常連客“多弁にして空疎さん”(読んでたらゴメン)に、僕の本を
「bk1で注文したけどダメだった」と言われた。何がどうダメだったのか聞いたの
だが、酔っているせいもあって何を言ってるのかよくわからない。さすが多弁にして
空疎だけのことはあるなあ、と感心してしまった。

 僕は先日、自分の本をbk1で注文したのだが、朝4時頃に注文して、その日の夕
方にもう届いた。あまりに早くてびっくりした。bk1には今も「発送可能時間24
時間」と書いてあるので、多弁空さんと違って「普通」に注文すれば、きっとすぐに
送られてくるんじゃないかなあと思う。多弁空さんのお友達も、彼に任せずに御自身
で注文されることをお勧めします。                      


11月29日

▼キムチ離れ

 今日、昼のテレビ番組を見ていて驚いた。ななななんと韓国の若者の間でキムチを
嫌いな人が増えているとのこと。50%以上の家庭では、もうキムチを漬けていない
のだそうだ。全然知らなかったよ〜〜。漫然と漠然とだけど、韓国の人ってみんなキ
ムチが好きなんだと思っていた。いや、好きとか嫌いとかじゃなくて、キムチを皆、
当たり前のように食べているのかと思っていた。これって偏見だったんだね。

 韓国の小学校でアンケートをとったら、「嫌いな食べ物」第1位がキムチだった。
アンビリーバボー! 更に、韓国の街角で若者がキムチを食べて一言、「辛すぎる〜」
だって(笑) 韓国の人でも辛いのがダメな人もいるんだね。あっ、またしても偏見?   

 これって黒人が皆、リズム感がいいとか、歌が上手いと思いこんでいる人が多いの
と一緒で、こちらの勝手な思い込みだったんだね。いやあ、このキムチ嫌いの件は、
ちょっと今までの自分の常識を覆された気分だ。


11月26日

▼自称“不美人”

 今日、自称“不美人”二人組(20代後半)がやってきた。前回もそうだったが、
二人ともやたらと卑屈で自虐的で自己嫌悪に陥りやすく、接するのにかなり気を遣う。
どんな話をしていても、「どーせ私たちは、ね〜?」と相づちを打ち合うのである。

「私たちと話してたってしょうがないでしょ」

「いえいえ、そんなことありませんよ」

「またぁ、お客だからしかたないからでしょ?」

「そんなことないですよ」

「いいんです。わかってますから、(相棒に向かって)ね〜〜」

「そんなことないのに・・・」

「ねっ? 困っちゃうでしょ。そうなんです。私たち、困っちゃうんです」

てな感じで、彼女たちはず〜〜〜〜〜〜〜〜っといじけまくっている。それでも途中
から僕のペースになり、

「今から“どーせ私は”って言ったら一回につき罰金千円いただきますからね! も
しくはデコピンします」

と言ったら、急に言わなくなった(笑) 現金だなぁ、おい。でも二人がお帰りの際
に「またぜひお待ちしています」と言ったら、「またあ、誰にでも言ってるんでしょ」
ときた。ったくもう、そんなの誰にでも言うっつーの。おもわず「いえいえ、そりゃ
言うでしょ」と言ったら「あっ、そりゃそうね。あははは」だって。はふ〜〜っ。

▼「THE BAR」在庫無し

 読者の方々より「ネット書店に申し込んだけど、在庫無しというメールが来た。ど
こで買えるのか」というお問い合わせメールが届きました。版元に聞いたところ、現
在、オンラインブックストア「bk1」には数十冊のストックがあるそうです。お手
数をおかけして申し訳ありませんが、
「bk1」でお買い求め下さいませ。かく言う
僕も手持ちのストックがなくなってしまい、先ほど申し込んだところです。「24時
間以内に発送」と表示されていたので、まだまだ在庫がありそうです。お早めにお求
め下さい(と煽るのであった)。

 また、版元の碧天舎には「sky-write」というHPがありまして、近日中に、僕の
本がPDFファイルで、全ページ読めるようになるそうです(有料ですが)。詳しくは
こちらをご覧下さい。


11月25日

▼「新・真夜中の王国」 イッセー尾形のいいニュース

 明日26日火曜日深夜24:05〜24:59に放送されるテレビ番組「新・真夜中の王国」
(NHK BS-2 11チャンネル)
の中の特集「イッセー尾形のいいニュース」(25分枠)
を、僕の知人が演出しているので、皆様ぜひぜひ御覧になってみて下さい。そしても
しよろしければ、番組の感想を
こちらのフォームにお書き下さると嬉しいです。どう
ぞよろしくお願いいたします。

 僕はイッセー尾形さんが「お笑いスター誕生」に出ていた頃からの大ファンで、以
前はよく一人舞台を観に行ってました。イッセーさんの実存的で時にシュールな物語
にはいつも鳥肌が立ちます。今回の特集もとても楽しみです。イッセーさんを御存じ
の方、御興味のある方は(ない方も!)ぜひ番組をご覧になって下さいな。

イッセー尾形のいいニュース
 都会に暮らす人々の姿、心情をシュールに、しかしあたたかく描き、「笑い」とし
て表現し続ける「ワン&オンリー」な存在イッセー尾形。今回、特集では過去から最
近までの舞台映像とともに、彼をリスペクトするお笑い芸人・アーティストの証言を
交えつつ、イッセー本人がニュース・キャスターに扮しイッセー尾形を解剖&紹介する。

(コメント出演者)
松尾スズキ(劇団大人計画) 小林賢太郎(ラーメンズ) アメリカザリガニ


 余談ですが、いま上に「鳥肌が立ちます」と書きましたが、『「間違いやすい日本
語」の本 』(PHP文庫)には、「“感動して鳥肌が立った”という表現は間違い!」
と書いてあります。ただ、「いつのまにか感動したときにも使われるようになってき
ている」とも書いてありますし、僕は感動するたびに鳥肌が“激しく!”立つ方なの
で、今後も感動した時には、「鳥肌が立った」の使用を希望します(希望かよ!ア〜
ンド 誰にだよ!)

もう一度宣伝しちゃいます。

「新・真夜中の王国」(26日火曜日)24:05〜24:59(NHK BS-2 11チャンネル)
MIDNIGHT KINGDOM SPECIAL 「イッセー尾形のいいニュース」(25分枠)

番組の感想はこちらです

よろしくどうぞ〜、または、よろぴくりん!


11月22日

▼ボジョレー・ヌーボー解禁(2)

 一昨日の日記に書いたとおり、昨日は敗者復活戦を行った。仕事前に酒屋でヌーボー
を2種買い、店に着いてから系列店のヌーヴォーを当店のハズレヌーボーと物々交換
してもらった。5種類のヌーボーを次々にテイスティングしてみたが、どれも皆同じ
ような味わいで、酸味が強くて平坦で味気ない。当店で仕入れたヌーボーとどっこい
どっこいである。どうやら当店のヌーボーだけがハズレというわけではないようだ。

 自分が美味しいと思ったら、お客様に「今年もヌーボーが解禁になりました。いか
がでしょうか」と勧めてまわって、ガンガン飲んでもらうのだけれど、今年は僕も従
業員もお客様に勧める気が全く起こらない。誰も勧めず、どなたも飲まない(笑)
こちらからはヌーボーの話もしない、というか、できない。お客様に「今年はどう?」
と聞かれたら、返事に困るからだ。哀れなヌーボーは、カウンターに山積みになった
ままである。


11月20日

▼ボジョレーヌーボー解禁

 明日11月21日(木)は、恒例のボジョレーヌーヴォーの解禁日だ。当店では毎
年1ケースだけ販売しているのだが、近頃はワインのオーダーが多いので、今年は2
ケース仕入れることにした。

 解禁1日前の今日、予約していた某ヴィラージュ・ヌーヴォーが届いたので、さっ
そく飲んでみることにした。さあ今年の出来はどうかな。わくわく。

 まずっ。が〜〜ん。酸味がきつくて平坦でコクがない。しょぼっ。悪くなってんじゃ
ないの? がっくり。もう1本開けてみよう。ごっくん。ゲロまずっ。ダメだこりゃ。

 というわけで、当店が仕入れたヴィラージュ・ヌーヴォーは大ハズレ。ひさかたぶ
りの糞ヌーヴォーだ。shit!

 思えば以前、こんなヌーヴォーばかり飲んでいたので、僕はすっかりヌーヴォー嫌
いになってしまったのだ。正確には、毎年ちょこっと飲むだけで、「もういいや」て
な感じで終わっていた。それが2年前にめちゃうまヌーヴォーに当たり、ヌーヴォー
のイメージががらりと変わった。のもつかの間、今年はまた印象が元に戻ってしまっ
た。

 とはいえ、ヌーヴォーは銘柄によっては、かなり美味しいものもある。明日は敗者
復活戦として、出勤前に酒屋へ行って、良さそうなヌーヴォーを何種類か購入して飲
み比べてみようと思う。

 それにしても当店で仕入れたヌーヴォーはどうしよう……とほほ。


11月17日

▼出版祝い

 ここ数日、当店の元アルバイトや知人が、僕の出版祝いに飲みに来てくれた。とて
も嬉しい。皆「店長〜。出版おめでとうございま〜す!」と店内で大声で言ってくれ
るものだから、笑顔で「ありがとう〜」と答えながら相手に接近し、耳元で「店でデ
カイ声で言うなっつーの」と脅かしている。

「えっ、まだ書いてることは内緒なんですか?」

「(ニコニコ)内緒だっつーの」

「もういいんじゃないですか?」

「(ニコニコ)ダメだっつーの」

「そろそろバレるんじゃないですか」

「(ニコニコ)そうかもしれないっつーの」

「出版パーティーやらないんですか」

「オレが催すのかっつーの」

「ですよね〜(笑)」

「んだんだ」

▼初版本に価値

 本の発売日は11月20日だが、ネット書店で注文してくれた知人の元には、もう
一昨日に届いたそうだ。すぐさま読んでくれて、すごく面白かったというメールが送
られてきた。この人のHPに、「彼の初版本を所有していることが、どんなにか価値
があるか計り知れない」という書き込みがしてあった。べた褒めである。そんなに価
値があるのなら100冊ぐらい買ってくれ、とカキコしようと思ったが、どうせ買わ
ないに違いないので、やめておいた(笑)

▼1コマアホマンガ

 僕の大好きなメルマガに「1コマアホマンガ」というのがある。これは週に一回、
猛烈なナンセンスギャグマンガがHTMLメールで送られてくるのだけれど、あまりにも
面白くて、毎回ゲラゲラ笑っている。マンガも面白いが、その前に書かれている数行
のコメントのボケぶりがまた秀逸である。センスいいな〜、といつも感心している。
こんなに面白いのに、配信数が300ちょっと少ないのが許せない(笑) 彼はもっ
と認められるべきだ。ホントはこんなに面白いメルマガは、こっそり独り占めしてお
きたいという気持ちが強い。でも多くの人に見てほしい。そんな激しい葛藤の末、御
紹介することに決めた。

 「1コマアホマンガ」は彼のHP「アホチックアワア」で、バックナンバーを見る
ことができる。しかしメルマガに載っているコメントを読むことはできない。これは
読者登録するっきゃないでしょ〜。


11月6日

▼11月20日発売

 僕の本「THE BAR 〜インサイドストーリー〜 」の発売日が11月20日
に決まりました。発行部数が少ないので、全国の書店に並ぶということはありません。
手に入れるには本屋さんで取り寄せてもらうのが確実です。本の詳細は後日アップし
ます。よろしくどうぞ!

書名 :「THE BAR 〜インサイドストーリー〜 」

著者名 :鳴海 諒一

出版社名 : 碧天舎(へきてんしゃ)

ISBN :ISBN4-88346-134-3

本体価格 :1000円(税別) 


11月5日

▼交通整理員

 今日、近所の裏道を車で走っていたら、通りかかった道路工事現場の交通整理員が、
ものすごい笑顔と派手なアクションで交通整理をしていた。そのアクションは、ロス
やニューヨークの名物パフォーマンス警官を思わせるほど、ものすご〜い動きだった。

 いったいどんな様子だったかというと、顔にっこにこで、手に持った非常灯をクル
クルクルッと激しく回転させながら、つま先立ちで体をピーンと伸ばしたかと思うと、
いきなりブレイクダンスを踊り出し、ガキデカの「死刑!」(古くてすまん)に似た
ポーズで車を誘導する、といった感じ。

 彼はいたってクソ真面目にパフォーマンスを行っているのだけれど、アクションが
やたらとコミカルに見えるので、おもわず吹き出してしまった。この道はとても狭く
て、車2台がやっとすれ違える幅しかないし、通行人は全くいなのだ。交通整理員が
僕のためだけにこの“演技”を繰り広げていたことが、笑いのツボをコチョコチョと
くすぐった。いやあ人が一生懸命働いている姿っていいもんだ。実にすがすがしく美
しい! この交通整理員には10点満点をあげよう。



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