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RANDOM DIARY TOUR
鳴海諒一日記 SINCE 6/18.2000
3月31日▼JR東日本の車掌教育はどうなっている?
先日、JR新宿駅で山手線に乗ろうとした時のこと。「次の電車が遅れております
ので、なるべくこの電車にお乗り下さい」とアナウンスされる中、僕は電車に乗り込
んだ。そして僕の後にいた妻が電車に乗ろうとした途端、いきなりドアが閉まって妻
が挟まれた。幸い妻の後ろにいた人がドアをこじ開けてくれたので、大事には至らな
かった。「なるべくこの電車にお乗り下さい」と言っておきながら、通常よりも早く
ドアを閉めた山手線は、電車に乗ろうとした多くの人を残して、早々に走り出した。安全確認を怠ってドアを閉めた車掌に対してひさびさにブチ切れた僕は、次の新大
久保駅で降りて、最後尾の車掌がいる場所まで猛ダッシュで駆け寄った。「おい、いま新宿駅で普通に電車に乗っていたのに、突然ドアが閉まってオレの連れ
が挟まれたぞ。次の電車が遅れてるからなるべくこの電車に乗れってアナウンスが流
れていたのに、なぜ普段より早めにドアを閉めたんだ。普通に並んでいた人たちが、
ほとんど乗れなかったぞ。いったいどういうことだ」25歳ぐらいの若い車掌は憮然とした表情で、「ホームの駅員の合図があったので
ドアを閉めました」と悪びれずに言った。「ホームにはモニターがあって、乗降状況が君にもわかるんじゃないのか。大勢の人
が乗ってる最中だったのがわかっただろ」「ホームの駅員の合図があったので、それに従ってドアを閉めました」
「自分は悪くない。駅員のせいだって言うのか」
「はい」
このクソバカ野郎は涼しげな顔をしていた。乗客の安全を守らねばという意識を、
僕はこの車掌から微塵も感じなかった。こんなヤツが車掌であることに憤った。「チッ、もういい」
これ以上ゴチャゴチャぬかして電車の発進を遅らせるのは乗客に申し訳ないし、こ
のあんぽんたんアホマヌケゲロハナクソすっとこどっこい低脳車掌に何を言っても無
駄だと悟り、僕は電車に乗り込んだ。電車が走り出した途端、ドバンッ!と大きな音がした。車掌が腹いせに車掌室のド
アを思いっきり閉めたのだと僕は感じた。カッチ〜〜ンときたが、僕は車掌の方を見
なかった。もし万が一、車掌が逆恨みして僕を睨み付けていたりしたら、僕は次の高
田馬場で彼に何をしでかすかわからないと思ったからだ。目的地で電車を降りた時、その駅の職員に事情を話そうと思っていたのだが、失望
感やら嫌悪感が頭の中でぐるぐると渦巻き、そのうち何だか面倒くさくなって、説明
しに行くのをやめてしまった。このうえ別の駅員にけんもほろろの扱いをされたら、
僕は壊れてしまいそうだった。この話はこれっきりで何の進展もない。自己の責任を果たすことの出来ない愚かな人間が、大手を振って車掌になっている。
ドアを閉めたのは他人の合図に従っただけだとしても、自分も安全確認を怠っている
のだ。人のせいにするだけで終わらせてはいけない。「オレのせいじゃない」などと
自分を正当化する場面ではないのだ。重職に就いているという意識が希薄すぎる。世の中は次第に自己の権利ばかりを主張する自分勝手な思考の持ち主が増えつつあ
るのではないか。キショ〜ッ、気が滅入る。
3月27日▼転機
少し前から軽い鬱状態が続いており(ホントはただの憂鬱)、しばらく日記を書く
気が起こらなかった。数ヶ月後に系列店が改装されて、現在のレストランバーからレストランに変わるら
しいのだが、その店に僕が転勤になるかもしれないという噂が流れている。単なる噂
に止まらず、オーナーからも「君の転勤も無いわけじゃない」と宣告された。僕はレストランでの勤務にはとても興味があるけれど、この会社の中途半端なレス
トランを任されても、自分には何にもならないような気がしている。社内に適任者が
いないからといって、「じゃ、鳴海にやらせよう」という安易な発想では困るし、納
得できない。第一、この先このバーはいったいどうなるのだ。そんなわけで、現在、これからの人生をどう生きるかを模索中である。あ〜でもな
いこ〜でもないと、無い知恵を絞って考えている。しかし、未だ結論は見えてこない。
唯一わかっているのは、いつまでもこの会社に留まってはいけない、ということだけ
だ。先日、ランディさんに送ったメールにこの悩みを少しだけ書いたのだが、とても素
晴らしいお言葉をいただいて感動した。『「大病」とか「転職」とかがきっちりとやってくる40歳の初めって、まるで絵に
描いたように美しい良い人生だと思います。そういうことは、これまできっちりと真
剣に生きてきた人に訪れるプレゼントなんですよ。』目から鱗、である。僕は決して「きっちりと真剣に生きてきた」わけではないので、
大したプレゼントはもらえないだろうが、でもランディさんのこのメールはとても励
みになっている。少し時間がかかるだろうけど、これからの人生の生き方について、きっちりと答え
を出さなければならない。
3月16日▼田口ランディ 魂を救え
本日発売の雑誌「鳩よ!」に、「田口ランディ 魂を救え」という大特集が掲載さ
れている。ランディさんはまだ素人だった5年前に、「鳩よ!」の掌編小説コンクー
ルに賞金目当てで応募し、作品「ポチの魂」で入賞。見事賞金10万円をゲットした。
そして現在、その「鳩よ!」に67ページにも及ぶ大特集が組まれているのだ。「田口ランディ 魂を救え」を読めば、ランディさんの半生や生き様がわかる。ま
た彼女の知人によって面白エピソードも披露されている。僕の知らないランディさん
情報がてんこ盛りだ。ランディファンなら一家に一冊、必携である。保存版!
3月15日▼ウンチクを語るお客様
最近、カップルの男性がやたらと連れの女性にカクテルのウンチクを語っている姿
を目にする。しかも女性は皆、そんな話は知ったこっちゃないという感じで、へ〜そ
うなんだ〜と大して感情のこもっていない相槌を返している。しかし男性は下手をす
ると店にいる間中、ウンチクを語り続けている。ウンチク以外の話は1つたりともし
ない方もいる。たまに僕がオーダーを伺う際に、そのカップルにちょっとだけ別の話を振ったりす
ると、連れの女性の目がみるみる輝き出す。そして僕がその場を離れた後、みるみる
うちに鰯が死んだような目に戻ってしまう。「ほら、見てごらん。ウォッカにコアントローにレモンをシェイカーに入れただろ。
あれはバラライカを作ってるんだよ。ベースのウォッカはストリチナヤっていうロシ
アのウォッカだ。僕はスミノフの方が癖がなくて好きなんだ。ほら、今度はグラスに
カンパリとグレープフルーツジュースを入れてるだろ。あれはスプモーニを作ってる
んだよ。この後、トニックウォーターを入れるから見ててごらん。ほらね、トニック
ウォーターを入れただろ。トニックウォーターはやっぱりシュウェップスがおいしい
ね。ほら、バーテンダがシェイクするよ。見てごらん。あれは2段振りといって、
上下に2段階で振ってるんだよ。これ? これはチェイサーだよ。違う。水じゃない
よ。チェイサーっていうんだよ。バーでは水のことをチェイサーって言うの。覚えて
おいた方がいいよ。あっ、あれはドランブイといって・・・」男性は目に入った光景を次から次へと女性に説明している。女性は「ふ〜ん」「へ
〜〜」「そうなんだ〜」の3つの言葉を絶妙なローテーションで繰り返している。そ
してそれ以外のリアクションは一切無い。僕は男性がなぜ連れの女性にウンチクを披露しているのかを考えてしまう。男性は
女性の気を引きたいのか。その逆なのか。女性とつきあいたいと思っているのか。そ
の逆なのか。好かれたいのか。その逆なのか。まあ考えるまでもない。男性は酒ウン
チクフェロモンで女性を魅了したいのだろう。男性はその膨大な酒知識を、もっと有効に使用すると良い。連れの女性が「おいし
〜〜い」と喜んでくれるようなズバリカクテルを僕に注文すると良い。するとその他
のウンチクも輝きを増すはずだ。ウンチク、それは薬にも毒にもなる。使用上の注意をよく考えて服用して下さい。
3月12日▼海苔のわさびクリームスパゲティ
いま「海苔のわさびクリームスパゲティ」にハマっている。これは先日、HP「男
は黙ってパスタを食う」でレシピを見つけたのだが、最初に料理の名前を見たとき、
なんじゃこりゃ〜〜〜と驚いた。このパスタがいったいどんな味なのか想像もつかな
かったし、あんまり美味しくないんじゃないかと疑ったりもした。しかし、このレシ
ピの考案者が、アクアパッツァ、マンジャペッシェの有名シェフ・日高良実氏による
ものとわかって、俄然興味が沸いてきた。さっそく次の休みの日に材料を買い込んで作ってみたら、これがとお〜〜っても美
味しかったのだ。わさびとクリームが絶妙のコンビネーションを見せ、ほんのりと香
る柚が心地よい。そして海苔がとても良いアクセントになっている。以前、リストラ
ンテ・ヒロの山田宏巳シェフの「松茸のパスタ」を作ったときも美味しかったが、
「海苔のわさびクリーム」はもっとインパクトが強かった。わさびをこんなふうに使
って、しかもこんなに美味しいなんて凄い!最初はレシピ通りに作ってみたのだが、自分の好みにより近づけるには若干の調整
が必要だった。そこで次の日にもう一度作ってみたら、今度はバッチリ美味しい一皿
が出来上がった。皆様もぜひ一度、おっかなびっくり食されてみてはいかがだろうか。
それにしても、驚きのある美味しさって、本当に素敵だ。
【海苔のわさびクリームスパゲティ】 我が家のレシピ<材料>
ディチェコ・フェデリーニ(1.4mm) 250g
海苔(板海苔) 3枚
水 100cc
生クリーム 120cc
本わさび(摺り下ろしたもの) 大さじ1.5杯
柚こしょう(市販のもの) 小さじ1杯
塩 少々1 パスタをアルデンテに茹でる。
2 フライパンに水を入れて沸かす。海苔を小さめにちぎって入れ、ヘラでかき混ぜ
ながら1分ほど弱火にかける。3 フライパンに生クリームを入れ、柚こしょう・塩を加える。
4 茹で上がったパスタの湯を切り、フライパンでソースと合わせる。 完成!
我が家では最初、乳脂肪分48%の濃厚な生クリームを使用したので、こってりコ
テコテになってしまった。再び作ったときは乳脂肪分37%のものに代え、ソースと
パスタを合わせるときに、パスタのゆで汁を少々加えて味を調えた。柚こしょう、わ
さびは最初少な目に入れ、味見をしながら加えた方がよいかもしれない。
3月11日▼チェイサー2
お客様のカクテルやウィスキー水割り等のグラスが空き、きっともうお飲みになら
ないだろうなとか、きっとお水が飲みたいと思ってるだろうなと判断したら、さりげ
なくチェイサーを持っていく。この場合、チェイサーと呼ぶ(書く)のは適切ではな
いが、店では“氷の入った水”のことを常にチェイサーと呼ぶので、便宜上チェイサー
と書くことにする。頃合いを見計らって、ベストと思われるタイミングでお客様に「お水をお持ちしま
した」とチェイサーを差し出すと、とても素敵な笑顔と「ありがとう」という言葉が
返ってくる。チェイサーを持っていっただけでこんなに感謝される仕事って、他にあ
まりないんじゃないかな。喫茶店や食堂だったら「水が来てないよ」とか「水くれる?」って、当然のように
催促するんだろうけど、バーでは水を頼んじゃいけないような気がしている人が多い
ようだ。お客様の中には蚊の鳴くようなよそ行き声で、「すいませ〜ん、あのうお水
をいただけませんかあ・・・」と、もじもじしながら注文する方もいるが、そんな時
は、なにお安い御用ですよ、という気持ちを笑顔で表し、より明朗に振る舞って、お
客様の恥ずかしさを払拭しようと努めている。僕がお客様にチェイサーを出すのは、お代わりをしなくてもすぐにお帰りにならな
くていいんですよ、という意味もある。よく「バーにはあまり長居してはいけない。
2〜3杯飲んだらサッと帰るのが望ましい」というナンセンスなバーのマナーを目に
するが、お客様にはそんなことは気にしないでほしいと思っている。バーのマナーについては、いつもながら遅れに遅れている次回メルマガに少し書く
つもりだ。配信は今しばらくお待ちを!
3月8日▼チェイサー
ウィスキーやスピリッツのオンザロック、ストレートをオーダーされると、当店で
はもれなくチェイサーがついてくる。チェイサーとはグラスに入った水のことで、
「お酒と水を交互に追いかける(chase) ように飲むことからこの名前がついている。
バーではこの「チェイサー」という言葉が当たり前のように使われる。多くの店ではチェイサーが“もれなく”ついてくるというわけではないようで、お
客様はロックやストレートをオーダーされる際、かなりの頻度で「チェイサーも下さ
い」とおっしゃるのだ。僕も他店でオンザロックを注文した時、黙っているとチェイ
サーを持ってきてくれないことが多い。なぜ他店ではいちいち頼まないとチェイサー
を出さないのだろう。それがとても不思議なのだ。チェイサーはアルコールの刺激で少々鈍くなった舌をリフレッシュさせ、また酒を
新鮮な味わいに戻してくれる。僕は強い酒にはチェイサーが欠かせないと思っている
のだ。たまに全く手をつけない方や、「チェイサーはいらない」とわざわざ断る方も
いるが、それは極々少数で、ほとんどの方はお飲みになっている。チェイサーはいわば強い酒の必需品である(きっぱり)。こちらからわざわざオー
ダーしないと出てこないのは、店の怠慢、または悪しき合理化ではないかと僕は断定
的に邪推する。「こんないい酒を飲むのに、水なんか飲むなよ〜」とか、「水なんか
飲んでないで酒飲めよ」とか、「水は金になんね〜んだよ」などと考えているのでは
ないかと、マイナス方向な妄想を膨らませては腹を立てている。そう、僕はマイナス
思考な妄想家なのだ(きっぱり2)。
ああ、誰かが今、僕の噂をしている・・・って、これはウソ!
3月6日▼誕生日辞典
今日、「誕生日事典」(角川書店)という本を買った。この本は「心理学、歴史学、
占星術、タロット、数秘術を基にした性格診断書」で、誕生日で自分の性格が「驚く
ほどよく当たる」そうである。本書はアメリカで100万部の大ベストセラーを記録
したらしい。書店で何気なく手に取り、自分の誕生日のページを読んでびっくり。まさに驚くほ
どよく当たっている。なんてこったい。僕の性格はもともと決まっていたのか? 僕
という存在は何によって決められているのだ? わからん、実に不思議だ。だいたい
何月何日生まれかというだけで当たってしまうのはなぜだ。とにかく、この見開き2
ページ分の的中データを心に刻み込むために、大枚2800円を叩いて購入してしまっ
た。以前、「エニアグラムによる9つの性格」という本で性格診断したときは、半分ぐ
らいは当たっていた(悲しいかな欠点ばかり)。しかし「誕生日事典」は、そのほと
んど全てが当たっている。痛いところも突かれている。でも普段、人から指摘される
立場にないので、このような書物は非常にありがたい。今後の人生の道しるべとして
謙虚に受け止めよう。
3月4日▼未成年のバーテンダー希望者
バーテンダースクールの人から電話がかかってきた。前に当店へ来たときにとても
店の雰囲気が良かったので、そこのスクールの生徒をアルバイトとして当店に紹介し
たいとのことだった。当店はNBA(日本バーテンダー協会)にも属していないし、
バーテンダースクールなんて何一つ接点がない。なんでだろ〜と思ったが、面接ぐら
いはしてみようと思って了承した。あとでアルバイトを希望している本人から電話がかかってきたので、その場でいろ
いろな質問をした。でもぼんやりしたダルそうな喋りで、ぜんぜん魅力を感じない。
ハキハキと話せないヤツは、今後絶対にきちんとした話し方が出来るようにはならな
いのだ。ということは。たちまち教育の限界である。何て言って断ろうかな〜と思っ
て何気なく年齢を聞いたら、19歳だった。未成年じゃね〜か、バ〜ロ〜! 法律で
飲酒が禁止されているヤツにカクテルを作らせられるかっつ〜の。まったくとんだガキを紹介してくれたもんだぜ。未成年者は使わないからと断った
ら、「あの〜、来年の5月には20歳になるんです。もうすぐなんですけどダメです
か」だって。ばかやろ〜、それじゃ今は18歳だろ〜が! てめ〜、サバ読んでんじゃ
ね〜か? 「あっ、ままま間違えました。今年の5月で20歳でした。だからもうちょ
っとなんですけどお」 怪しいぜ。でもどっちにしても未成年は未成年。使うつもり
はない。丁重に断って電話を切った。ったく、スクールも未成年者を紹介するなっちゅ〜の。それとも未成年者だから、
協会に属さず、面識のない当店を紹介したのけ? それなら納得!って、いい加減に
しろ!
3月3日▼ちょっと罵詈雑言
忙しかったのと嫌なことが度重なって、日記をだいぶサボってしまった。正確には、
時々書いてたんだけど、どれもこれも気に入らなくて全部捨ててしまった。やっぱり
精神状態が悪いと書いたものもつまらないもんだ。って、これは僕の文才の問題だな。先日、「てぃんくら〜ずコラム」のNAOさんのコラム(のバックナンバー)を読
んで、爆笑してしまった。NAOさんはやっぱ最高だ。彼女は電車の中で携帯電話で
大声で喋ってるヤツに対して、次のように書いている。『こっちは聞きたくもないおまえのプライバシーを無理矢理聞かされて、耳が腐るん
だよ』あはははは。そうだそうだ、まさにそれ、耳が腐るんだよ、このやろ〜! おっと、
感情移入しちゃったぜ。それにしても、どいつもこいつもど〜でも良さげなことを、
デカイ声で恥ずかしげもなくベラベラと喋っているもんだ。ホントむかつくよ。前に「携帯電話の使用について」というコラムを書いたけど、当店でも相変わらず
和音のクソメロティーがデカイ音であっちこっちで鳴ってやがって、ホント頭に来る。
悪いけど「こいつ、頭わり〜な〜」と素直に思ってしまう。周囲の人に迷惑かけてて
平然としてやがって、おまえら成人式のクソガキどもと全く同じだ。そんなやつばっ
かりじゃね〜か。未成熟だぜニッポン人! あっ、これじゃまた苦情がきちゃうな。
んなもん知るかボケ〜。たまには思った通りに書かせろってんだい。もう自己規制は
飽き飽きだ。あの成人式の騒動が起こったとき、いろんなサイトで様々な意見が述べられてたけ
ど、僕はこの件には一切触れなかった。だって人は自分が気付かないだけで、平気で
迷惑かけてることが多いんだよ。なのに自分は全然違うって感じで、寄ってたかって
「あんな若者がいるなんて信じられない」「恥ずかしい」とか言っててさ。ちょっと
笑える、みたいな。いや笑えないんだよ、全然。相手に映る自分の姿を全然わかって
ない人が多い。まあ、ほんの一部の人たちが目立ってるだけなんだろうけどさ、って
ことにしておこう。「迷惑携帯男襲撃事件」とか「迷惑携帯女刺傷事件」とかが頻繁に起こったら、やっ
と少しは迷惑じゃない使い方を考え始めるんだろうね。そんな事件が起きて、携帯の
使用法が社会問題にならなきゃ、何も変わらないんだろうな。それで変わるにしても、
結局、自己保身のために使用を変えるだけであって、人に迷惑をかけないようにしよ
うなんて思わないんだろ。まあ期待薄ではあるな。
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