ヤBACK  ↑NEXT      
RANDOM DIARY TOUR
鳴海諒一日記 SINCE 6/18.2000






10月23日

▼笑顔の余韻・アップ

 コンテンツ「サービスの心」に新コラム「笑顔の余韻」をアップ致しました。どう
ぞお読みになってみて下さい。

▼新サイトに夢中

 先日、知人から面白いサイトがあることを聞き、数日前にそのサイトでホームペー
ジを開設した。内容はここと似たり寄ったりだ。こちらに載せられることは載せ、載
せられないことはあっちだけだ。向こうは友人知人の情報が即座にこちらに伝わるの
で非常に便利だ。かつての人脈とまた繋がることができたこと、それがとてもとても
嬉しい。なんてここまで書いたら勘のいい人は、どこで何をやってるのかわかってし
まうかもしれない。

 ただ、このHPをおざなりにする気は全くない。むしろあっちに書く分、こちらに
載せるものも今までより確実に多くなる。御安心あれ〜。

 このHPは当店常連客も少なからず読んでいるので、書けることが案外限られてし
まっている。書きたくても書けないことがけっこうある。今のところこっちに書けな
いことは、いずれ時期をみてアップする予定。お楽しみに〜!


10月19日

▼お笑いについて

 僕にとって笑いは昔から重要な位置を占めている。 笑いの発想、つまり違った視
点から物事を見ることにより、 新たな真実が見え、場合によっては真の真実(“真
の”は いらなかったか?)が見えることがわかったからだ。

 その昔、タモリやビートたけしのオールナイトニッポンを いつも録音して次週ま
で食い入るように聞き続けた。 彼らの発想力にはいつも舌を巻いた。

「クソー!オレは同じシチュエーションの時にこんな発想は できなかった!」

と地団駄を踏み、ジタバタともがいた。 今でも紳介や松本人志の思考の鋭さにいつ
も圧倒され、 羨望の眼でうっとりと見ている。

 笑いの感覚は接客業にも確実に生きる。 ほんの僅かな時間で2〜3言、お客さん
と喋っただけで ガツッと心を掴める時がある。びっくりするほどアッという間にだ。
それを見て僕もびっくりする(笑)

 いつもシリアスを追求し、同時にハチャメチャも追求している。 優れたサービス
とはどういうものか、相手の方に合った素晴らしい サービスはどういうものかと考
え、同時に真逆に針を振り切ること、 つまり良いサービスを根底からぶっ壊すこと
を考えている。 真面目なことばかり考えてはいられないし、真面目だけじゃあまり
面白くない。

 「ふざけたことばかり言ってるのにこいつ頭いいな」と思われること、それが僕の
夢なのだ。来世の。だはっ。


10月12日

▼なぜカミングアウト?

 この間のジャズライブの日に、演奏の一番近くの席で、50代の普通の夫婦と高校
生くらいの息子さんの3名が、熱心に演奏を聴いていた。ライブが終了し、お父さん
がレジに会計をしに来た。僕が「ありがとうございます」と言いながら釣り銭を渡し
た時、お父さんが小声で僕に囁いた。

「先日は、私ひとりでライブを聴きに来たんですよ」

「あっ、そうでしたか(全然見覚えがね〜)。それはありがとうございます。今日は
ご家族皆さんでいらして下さったんですね」

「はいそうです。それにしても、この前来たとき、よく入れてくれましたね」

「はっ? 何でしょう?」

「いえ、よく店に入れてくれたなぁと思って」

「………」

「私、あの時あんな恰好してたから、驚いたでしょう」

「ん? あっ、ああっ!あの時の〜!!」

「(くすっ)はいそうです。どうして入れて下さったんですか? ああいうのって嫌
じゃないですか?」

「あっ、いえ、僕は、どなたも、分け隔て、えっと、あの、お断りするなんて、あの、
どなたにも素晴らしい演奏を、あの、聴いていただきたい、ですから、そういうこと
では、えっと、お断りするなんて、いうのは、僕のやり方に、反する………」

「くすくすくす。ありがとう。また来ますね」

「は、はい。ぜぜぜひ、お待ちしています。ぺこり」

 実はこの3週間ほど前、フランス人形のようなひらひらしたピンクのドレス(丈は
膝上)を来て、ボブカットのカツラをかぶって、厚化粧して、ボテボテの体で、誰が
どう見ても男で、そこそこの年齢で、おじさんで、女装丸出しの男の人が、一人でやっ
て来たのだった。

 最初に見たときに「ありゃ〜」と思ったのだが、別に悪いことをしているわけでは
ないし、ライブ中、お客さんの視線はステージに向くし、気にはなるけど、まあ問題
はないかなと思って、素知らぬ顔で、普通にカウンターに案内した。他のお客様も気
づいただろうけど、誰も何も言わず、無反応だった(装っていた?)。

 そんなことより、僕は彼がなぜレジでわざわざそんなことを告白しているのかが、
全くわからなかった。だって3メートル先には、奥さんと息子がいるんだぜい!たぶ
ん家族はお父さんが女装マニアだってこと、知らないんだろう?なら頼むよ、こんな
家族と目と鼻の先でオレにカミングアウトしないでくれえええ!オレからはあなたの
顔ごしに家族の顔が見えてるんだよお。これっていったい何の仕打ちなんだよお〜〜!

 茫然自失の僕の前を、その家族がにこにこと「ごちそうさまでした」「楽しかった
です」と言葉を残して、店を出ていった。お父さんはお父さんらしく普通に出ていっ
た。後にはぼんやりと心ここにあらずの僕が残った。

 オトウサン、モウジョソウデワ、コナイデクダサイ。ブッチャケ、シンドイデス。


10月11日

▼捜索者

 昨日、この界隈の数少ない横のつながりであるバーテンダーから、妙な話を聞いた。
なんでも半年前くらいに、彼が勤めるバーに僕の本を持って、

「この人がいる店を探してるんです。この辺りに店があると思うんですが、もし知っ
てたら教えて下さい」

と、僕を捜し回っている若者がいたというのだ。彼曰く、僕が店を人に教えていない
のを知っているから、知らないフリをしたとのことだった。

 いったい僕に何の用事だったんだろう。金一封でもくれようとしたのか? まあ誰
がどう動こうがその人の勝手だけど、もし何か用事があるんなら、メールでもくれれ
ば、場合によってはお答えするんだけどな。あっ、そうだ。メーラーが壊れてて、し
ばらくメールが届いていなかったんだった。やべー。そのせいだったかも。

 というわけで、その若者様へ まだ御用がおありでしたらメール下さい。そろそろ
店を教えてもらえませんか?というような内容でしたら、ダッフンダ!ですが、返信
が必要な内容だとわかれば、返事書きますので。

 特に最近は、どなたにもなるべく返事を書こうと改心したので、余程のことがない
限り、お返事届きます。でもできればあまり難しい質問はやめてね。人生相談は苦手
ですから。どう生きていけばいいかと尋ねられると、パソコンの前でキーボードに手
を乗せたまま、フリーズしてしまいます。どうか自分の思うまま自由に生きて下さい。


10月9日

▼激突バ◯ア

 先日の午後、いつもの時間に電車に乗った。最寄り駅がド田舎にあるので、たいて
い7人がけのシートの端に座れる。軽く浅めに座り、読書にいそしんでみながら、少
しまどろんでいた。いい気分だ。やっぱこういう時間は大切だな。

 途中の駅でドアが開いた。乗り込んできた70代の元気なおばさんが、僕の向かい
側の1席しかない空席めがけて全力疾走。で、電車ドアとシート中央の空席を一直線
に走ったものだから、おばさんは僕の足に引っかかり、すっ飛んで乗客数人にドスド
スドスッと激突。しかし、ぶつかった人たちには謝りもせず、よろけながらも空席を
ゲットした。その直後、どでかいしゃがれ声で僕に言った。

「あんたが足を投げ出してるから、みんなが引っかかって迷惑してるじゃないの!!」

 はあっ? 僕が顔を上げると、そのおばさんは目で殺すつもりかと思うような鬼の
形相で、僕を睨みつけていた。僕はやや浅めに腰掛けてはいたものの、人の進路を邪
魔するような迷惑な座り方ではない。そのバ◯ア、じゃない、おばさんがまっすぐ一
直線に走るからぶつかったのだ。しかも“みんなが引っかかって”じゃなくて、あん
たが乗客にぶつかってまわったんだろ。つまり迷惑なのはあんたの方だ。あったまき
た!

「ふざけんなバ◯ア、ぶっ◯すぞ、コノヤロー!」

 と、そんなことはもちろん言わなかった。般若のような顔でブルブルと睨みつけて
いるその鬼のような表情をチラッと見て、あとは目をそらしてしまった。

 そのおばさんは僕の足が見えなくて、投げ出しているように思ったのだろう。また、
自分が数人にぶつかったのは僕のせいだと言いたいのだろう。自分勝手でずうずうし
いことをいうおばさんだけど、お年寄りは次第に視野が狭くなるというし、こっちが
怒ったってしょうがない。敬老の気持ちで諦めよう。

 っていうか、そのサッチー似のおばさんが自分を正当化している姿が、あまりにも
幼稚で滑稽で、なんだか悲しい気分になった。こうはなりたくないな〜、でもオレも
歳をとるとこんなふうになっちゃうのかな〜、なんて。こんなふうになるわきゃないっ
つーの!(たぶん)。いくつになっても人は羞恥心を持ってるし、それを忘れるよう
な人間にはなりたくないな、と思った。

 電車の乗り降りの際、後ろから密着してグイグイ押してくる年輩者(男女)が、時々
いる。実にみっともない。年上の人には敬意を払わなければならない、という考えが
崩壊する時だ。そういう人には押されれば(やや)押し返し、割り込もうとしたら、
進路をふさぐ。場合によっては「押すなよ」とか「順番守れよ」と言うこともある。
めったにないが。人のお手本にならない年上は、がっかりするし、頭にもくる。

 まあ世の中いろんな人たちがいるわけだから、年上は年下の見本にならなきゃいけ
ない、などとは思わないようにしてるけど、それにしたって、あんまり本能的な行動
をとって人前で恥をさらされると、それがこっちの目に染みて、気分が悪くなる。

 逆に、こういうことをするような人になっちゃいけないんだなと、わかるっていう
意味では、大変ありがたいことなのか。サービスと一緒だな。

 人のフリ見て我がフリ直そうホトトギス。ぐっすん。ホケキョ。(悲しいホケキョやね)


10月6日

▼コンテンツ「サービスの心」オープン!

 鳴海は本当に復活したんだろうか?と疑心暗鬼の皆様、お待たせ致しました。疑心
暗鬼になるのも当然です(爆)が、先日の予告どおり、新コンテンツ「鳴海諒一 サー
ビスの心」がオープン致しました。第1回目は、先日の講演原稿をアップしてありま
す。びっくりするほど長い文章ですが、へこたれずにお読み下さいませ。気合いだ〜
〜〜! 新コンテンツへは、ちょこちょこアップするつもりです。どうぞお楽しみに
〜。気合いだ〜〜〜!

 昨年から今年の何月頃までかわかりませんが、メーラーの具合が悪かったらしく、
鳴海@アドレスのメールが一切こちらに届いていなかたようです。普段から読者様
からのメールは少ないので、全く気がつきませんでした。現在は不具合を修正しまし
たので、これからはちゃんと届きます。もしおたよりを下さった方がいらっしゃいま
したら、大変申し訳ありませんでした。急用の方はいらっしゃらなかったとは思いま
すが、今でも間に合うようでしたら、再度お送りいただければ幸いです。よろしくお
願い致します。

 また、復活してすぐに温かいおたよりを下さった皆様、本当にありがとうございま
す。なるべく早くお返事書きますので、今しばらくお待ち下さいませ。

 おお!今日は日記じゃなくて、伝達事項ばかりじゃないか!ギャフン!


10月3日

▼疲労

 先日の講演後、今度は系列店のメニュー作成で毎日忙しかった。営業中はあまり集
中して行えないので、毎朝、早起きしてやっていた。もう締め切り間近でちょっとテ
ンパって、今日は休日出勤して、ずっと裏に籠もってパソコンとにらめっこだった。
おかげでメニューはほとんど仕上がった。で、終わった瞬間、とてつもない倦怠感が
到来。頭痛はするわ、肩はパンパンだわ、胃痛だわ、激しい眼精疲労だわ、あまりに
辛くて身動きができなくなった。しばらく休んでから、体を引きずりながら帰宅した。

 で、何でそんなに辛いのに日記を書いているのかというと、それはHP復活二日目
だからだ。こうやって無理をすると、そのうち反動で全然書かなくなる莫迦やろーの
癖して、わざわざ体調不良の時に、こんなことをしているのであった。

 明日は早朝に健康診断がある。もうそろそろ寝なければ! と言いつつ嬉しい話を
1つ。僕の住んでるこのド田舎は、今まで燃えないゴミの集積日が、先月までななな
なんと「月1回」だったのだ(爆)それが今日から毎週1回になったのだ〜(でもプ
ラスチック類だけね)。今まで庭にデカいゴミストッカーやゴミ箱がいくつも置いて
あって、それに詰め込んでいたんだけど、1ヶ月たつとゴミ箱はどれもいっぱいになっ
て入らなくなり、嫌〜な気持ちになっていた。やっとそれから解放される!と思うと、
ムヒヒと笑いがこみあげてくる。誰に言いたいわけでもないが、ざまーみろ!と言い
たくなる。大声で言ってしまおう、ざまーみろ〜!!


2005年 10月2日

▼何度目の復帰?

 皆様、大変長らくお待たせ致しました。鳴海、復帰です。とは言っても、今まで何
度か「帰ってまいりました」的内容を書いて、すぐまたどこかへ行って戻って来ない
この「オオカミが来た!」野郎ですので、断じて油断はできませんが(笑)

 約10ヶ月も日記の更新をサボって、いったい何をしていたのかといいますと、ジャ
ジャ〜〜ン!! え〜と、普通に働いてました(爆)あとはえ〜と、温泉にハマって
ました。あとはえ〜〜と、もうこれといって何もありません。普通に過ごしてました。
あっ、考えるところがあって充電期間を過ごしてました、って言えばよかった!

 なんか久し振りに日記を書くので、文章がアホみたいっていうか、アホそのものに
なっておりますが、御了承下さい。

 2ヶ月前にある方からサービスに関する講演を行ってほしいと要請され、先日その
講演を行ってきました。偉そうな内容を、あっちこっち噛みながら喋ってる自分の姿
は我ながら滑稽でトホホな感じでしたが、もちろん講演最中は如何ともし難く、また
今となってはもう後の祭りです。でも初めてなんだからしょうがない。やってみなけ
りゃわからない。ホント良い経験と勉強になりました。もし次に行う時はああしよう
こうしようと、アイデアがほとばしって、オレってただじゃ転ばないんだな〜と惚れ
惚れとして、よしよしと自分を慰めてやりました。

 小中学校くらいまで、いや、高校もそうだったかな? 卒業式のPTA会長と来賓
の話が死ぬほど嫌いでした。つまんないから。いや、ちゃんと聞いてなかったかもし
れない。PTA会長なんて誰かのオヤジだろ? 何偉そうに喋ってんだよ、あんた誰?
てな感じだったかな? お前なんて関係ねえんだから、校長より長く喋ってないで、
さっさと話終わらせろよ、話長げ〜よ!っていつもそんな感じで聞いてました。で、
大人になったら、人前で恥ずかしげもなくベラベラつまんないことを喋るような人間
にはなりたくないな、って思ってました。ああそれなのにそれなのに……(泣)

 そういえば数ヶ月前に昔の同級生が来て、いきなり「どうだオレPTA会長になっ
たんだぞ!凄いだろ!」って言ったヤツがいて、絶句しちゃいました(笑)ホントに
言葉が出てこなかった。で、すぐ話変えてやりましたけどね。あはは。ゴメンねM君。

 で、今度HPに「サービス」のコンテンツを増やします。今後サービスに関するこ
と、コラムから日記っぽいことまで、全てをそこに収納します。今までたまに、なに
げに良いことを書いてたりしても、日記に埋没して自分でもどこへいったか見つけら
れない始末なので、今までのはそのままにして、新たに書いたものは「サービス」に
まとめようと思います。

 第1弾は、って、そんなに大袈裟にはやりませんが、先日の講演の原稿をアップす
るつもりです。諸事情があって今すぐに掲載できないので、もう少ししたらアップし
ます。この原稿には今まで書いたものも多く引用していますが、僕のサービスの考え
や、現在実践していることなどを、最初から順を追って書いていますので、すこぶる
わかりやすいと思います。前向きな人ならすぐに自分に取り入れられるでしょうから、
こんなものがタダで読めるなんて、あなたはホント幸せです。メールをいただければ
口座番号をお教えしますので、できればいくらかお気持ちを現金で振り込んで下さる
と嬉しいです(笑)

 では鳴海復活です!(ホントかなあ?)






ヤBACK  ↓NEXT