◆御家庭で簡単に作れる本当に美味しいカクテル本日は僕が提唱する「そんじょそこらのBARで飲むより絶対に美味いジントニッ
クの作り方」をお教えしましょう。作り方は至って簡単なので、ぜひ御家庭で
お試しになってみて下さい。これを飲んだらもうその辺の店では飲めなくなる
こと受け合いです(笑)
▼タンカレー・ジントニック
ご用意していただくのは、タンカレージン、シュウェップス・トニックウォー
ター、ライム(フレッシュ)、少し大ぶりのグラス、かち割りアイス(コンビ
ニで売っているもので十分)、以上です。次に美味しく飲むための準備をします。ジンとグラスはあらかじめ冷凍庫で凍
らせておいて下さい(ジンの中身は凍りません)。グラスを冷やすのがポイン
トですから、必ず冷やして下さいね(強制じゃありませんけど)。シュウェッ
プス・トニックウォーターは冷蔵庫で出来るだけ冷たく冷やしておきましょう。
次に、ライムカットはLサイズなら1/6カット、Mサイズは1/4にカットし
ます。レモンでも代用できますが、ライムの方が味がキリッと引き締まります。作り方です。冷えたグラスにライムカットの果汁を絞ります。強く絞るとライ
ムの皮の苦みが出ますから御注意下さい。絞ったライムカットはグラスに入れ
ても入れなくてもどちらでも構いません。よほど良く洗ったものでなければ、
皮に付いているワックスが心配なので入れない方が良いかもしれません。次にかち割りアイスをお好みの量だけグラスに入れて下さい。特にお好みがな
ければグラスの8分目が標準です。そしてジンを適量(よりほんの少しだけ多
めに)グラスに注ぎます。標準は30〜45mlですが、グラスの大きさに合わ
せます。その後、トニックウォーターを静かに(これもポイント!)注いで満
たします。そしてマドラーで軽〜く2〜3回ステアします。スピリッツ(蒸留
酒)はトニックを注ぐと自然に上に上がってきますので、ごく軽くステアすれ
ば十分です。以上で出来上がりです。いかがですか? 簡単でしょう? これでその辺のBAR
に負けない(むしろ勝ってしまった)ジントニックがお楽しみいただけます。
タンカレー 47.3度 (750ml) イギリス・ロンドン 2000円(小売価格)
1380円(かめや)
僕はタンカレーとシュウェップスで作ったジントニックが一番愛称が良いと思っ
ています。当店でもこの組み合わせで作っています。どちらかが違うと同じ味
にはなりませんので、騙されたと思ってこの組み合わせでお試しになってみて
下さい。ちなみにジントニックに関しては、ボンベイサファイアはおすすめし
ません。ジントニックとしての調和にやや欠ける嫌いがあると思っています。これはあくまで僕が推奨するレシピです。ゴードンやビフィーターが一番美味
いとおっしゃる方がいても当然です。ただ、当店のジントニックがとても評判
が良いので、おすすめ致しました。一度美味しいものを味わってしまうと、も
う後戻り出来なくなりますので十分お気をつけ下さいね(笑)
▼ストリチナヤ・ウォッカトニック
ストリチナヤ 40度 (500ml) ロシア 1360円(小売価格)
630円(かめや)
ウォッカトニックでしたらストリチナヤ(ロシア産・40度)をおすすめしま
す。これは少しウォッカの香りがして、決してマイルドタイプではありません
が、それがウォッカトニックなのだとお考え下さい(笑) また、キックの効
いたウォッカトニックがお好みなら、ストロワヤ(50度)がおすすめです。
当店のウォッカトニックにとてもうるさいお客様たちが、皆様満足して下さい
ます。このウォッカトニックのおかげで、常連になって下さったお客様もいま
す。
▼ストリチナヤ・モスコミュール
ストリチナヤ 30〜45ml ジンジャーエール(適量)
また、ストリチナヤはモスコミュール(ウォッカのジンジャーエール割り)の
ベースとしても最適です。先ほどと同じように冷えたグラスにライムカットを
絞り、ジンジャーエール(カナダドライがおすすめ)を静かに注ぎます。スト
リチナヤがジンジャーの香りを引き立てます。辛めがお好みならウィルキンソ
ンのジンジャーエールもおすすめです。ドライとスィートの2種類ありますの
で、ぜひお試し下さい。モスコミュールとは「モスクワのラバ」という意味です。凄い名前ですね。な
ぜこのような名前なのかというと、モスクワのラバは脚力が強くて「キックが
効いている」からだそうです。何だそりゃ!? もともとは、確かスミノフ社
が自社ウォッカのシェアを伸ばすために考え出されたカクテルだったのですが、
それが爆発的にヒットして有名になったと記憶しています。ウォッカの香りが
苦手な方は、ストリチナヤよりスミノフで作ったモスコミュールの方がお口に
合うかもしれませんが、僕は断固ストリチナヤをおすすめします(笑) 強引
ですみません・・・
「輸入酒のかめや」
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