クメール・ルージュの崩壊で変わる政治地図
1991年の国連平和維持軍の出動でも、ほとんど降参してこなかったクメール・ルージュが最近、解体し始めている。タイが支援をやめたことや、かつては「プノンペンに陣取るベトナムの傀儡政権を粉砕する」というお題目が、実際にはカンボジア人同士の泥沼内戦だったため、意味がないとの見方が広がったことが背景にあるらしい。
その空白を埋めるように、フンセンやラナリットらプノンペンの要人各派は、クメール・ルージュの支配地域での政治力を強めようと動き回っている。
(96.12.27 AWSJなど)