中国首相がドル急落を予測?2005年03月18日15時17分中国では、国会に当たる全国人民代議員大会(全人代)が3月16日に終わった。全人代終了時に行った記者会見で、温家宝首相は「人民元の制度改定をいつどのような方法で行うかということについて、不意打ち的な突然の動きになるかもしれない」と発言した。この発言は、人民元の切り上げが近いという予測を市場関係者に与えている。 温家寶:人民幣匯率改革將出其不意、市場對升値預期升値 http://www.ctitv.com.tw/new/news/news02.html?id=4&cno=0&sno=147072 一国の首相が、自国の通貨制度が「不意打ち的(出其不意)に変わるかもしれない」と述べるとは、尋常ではない。中国ウォッチャーの中には「言い間違いではないか」という声もあるが、それを打ち消すような「いやいや、温家宝は発言に慎重な人であり、言い間違いの可能性は低い」という指摘が出ている。「首相である温家宝が、わざわざ人民大会堂(国会議事堂)内の記者会見という場を選んで、人民元の為替問題について発言すること自体、ただごとではない」という見方もある。 “出其不意”:温家寶的口誤還是故意? http://www5.chinesenewsnet.com/MainNews/... 少し前にアメリカの大手金融機関の予測をもとに「今後3カ月以内にドルが下落し、その影響で人民元の切り上げと制度変更が不可避になるかもしれない」という記事を書いた私は、温家宝の発言が意味するところは、まさに自分が書いたことと同じだと感じた。 つまり、温家宝は「近いうちにドルが急落し、それに対応するために私たち中国政府は、人民元の為替やペッグ制を急に変えねばなくなるかもしれない」と示唆したのではないか、というのが私の読みである。「通貨のハルマゲドン」が近づいているのかもしれない。 基軸通貨でなくなるドル http://tanakanews.com/f0315dollar.htm タイトル一覧へ | |