改名してイラン叩きに入る国防総省のネオコン系組織2003/09/08フセイン政権の危険さを誇張する諸情報を流してブッシュ政権をイラク侵攻に駆り立てた国防総省の「Office of Special Plans」(OSP)が組織改定され、イランに対する戦争を準備する「Northern Gulf Affairs office」(ペルシャ湾北部対策室、NGAO)という名前に変わった。OSPはネオコンのダグラス・フェイスが監督しており、最盛期に15人のスタッフがいたが、今のNGAOは12人でやっているという。NGAOは、以前からある地味な組織だったが、ネオコンに乗っ取られて組織としての意味づけが変わった。 OSPは「米軍がサダムを倒したら、イラク人は喜んで親米になるから戦後復興は簡単にできる」というイラクの戦後復興の計画案も作った部署で、「OSPの甘い判断のせいで、多くの米兵やイラク人が戦後にも死ぬことになった」と批判されている。 Controversial Pentagon Office Gets A Makeover http://www.newsday.com/news/local/longisland/politics/ny-uspent123411141aug12,0,4096688.story NGAOはイランを叩くやり方として、ムジャヘディン・ハルクという在イラクのイラク反体制武装組織を傀儡として使う計画を考えている。アフガニスタンでアメリカがタリバン政権を倒した時、北部同盟を傀儡として使ったのと同じやり方である。 とはいえ、イラクの時にはしてやられた国務省がNGAOを阻止するかたちで動いている。8月中旬、国務省がムジャヘディンハルクのワシントン事務所を閉鎖し、預金を凍結したのがその一例だ。今後も、イランに対する介入をめぐり、ネオコンのNGAOと中道派の国務省が対立する事態が続くと思われる。 Driving half-blind in Washington http://www.lebanonwire.com/0308/03082919DS.asp 2003/09/08(月) タイトル一覧へ | |