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ニューヨーク大停電とエンロン事件

2003/08/17


アメリカ北東部の停電について、調査報道記者として有名なグレッグ・パラストが、一昨年のカリフォルニア電力不足やエンロン事件と関連する、エネルギー産業が政府にけしかけたゆがんだ電力自由化の結果だとする記事を書いている。彼が、ジャーナリストになる前に総会屋潰しの探偵をしていたというのは面白い。

POWER OUTAGE TRACED TO DIM BULB IN WHITE HOUSE
http://www.gregpalast.com/detail.cfm?artid=257&row=0

ナイアガラ・モホーク社などの電力会社は、自由化を推進して電力料金の決定権を獲得し、雇用を切って人件費を減らす一方で電力料金を値上げし、そのあげくに停電を頻発させるという、独占状態を利用した混乱誘発をやった疑いがある。エンロンがカリフォルニアを停電させたのと同じ仕組みだ。

隠密行動好きで陰の政府(FEMA)を主催しているのではないかと勘ぐられているチェイニー副大統領の筋が、電力会社と結託して、予算獲得のため大規模停電を誘発した、という見方もあり得る。この2つの視点は、実は同じものかもしれない。ネオコンがアメリカの政治や外交をわざと破壊しようとしているのと総合してみると、ここ数年間にアメリカ上層部がやっていることの中に、アメリカを自壊させようとしている行為が多く含まれているのに気づく。

2003/08/17(日)



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